共有持分を所有している父が認知症O様(静岡県島田市)
共有持分をしている父が認知症になり、住宅ローンを滞納になってしまった→司法書士との連携により成年後見人の手続きを開始、任意売却にて問題解決
- 【名前】
- O様(会社員)
- 【地域】
- 静岡県島田市
- 【職業】
- 塗装業
- 【年齢】
- 45歳
ご相談の経緯
共有持分を所有している父が認証だけど、任意売却は出来ないかと相談がありました。
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)から借りており、滞納が3回との事。
成年後見人の手続きをする時間は十分残されていたので、司法書士と連携して成年後見人の申し立て手続きを開始。1ヵ月程度で裁判所から申し立てが認められました。
今回の場合は支援機構の取り扱い金融機関の理解力もあり、事前に「任意売却の申出書」なる書類を金融機関経由で支援機構に提出した。
そこから3ヵ月が過ぎて支援機構の代理サービサーである、住宅債務管理回収機構から受託したことの連絡が入り、査定書を作成して価格が決まり、任意売却がスタート。
何組かのお客様をご案内し、その中でもとても理解力のあるお客様に買っていただくことが出来た。
成年被後見人所有の不動産を売却する場合、買主が決まってから裁判所に売却の許可を取らなくてはならないので、買主にはしばらくの間待ってもらわなくてはならい状況でした。
裁判所の許可が出て、売買契約を済ませ、O様には新しいアパートに引越ししていただき今回は競売申請まで行くことなく、任意売却が出来て良かったと思います。
解決にあたりサポート内容と重視したポイント
滞納期間が3ヵ月ということもあり、成年後見人の手続きをする時間は十分に残されておりました。
手続きはスムーズにできましたが、成年後見人を立ててからの手続きになると、裁判所に売却手続きをし許可を取らないといけないことから、理解がある買主をご案内することが必要となり、また買主と弊社の良好な関係性もポイントとなってきました。
結果、買主が依頼者の状況を理解してくれ、任意売却をスムーズに行うことができました。
手続きが完了したO様のご感想
父が認知症の為、母と相談して静岡住宅ローンSOSさんへ相談しました。
相談前は成年後見人手続きをしていないことから、対応してくれるか心配でしたが横尾さんは親身に相談にのってくれ、自分たちが望む提案もしてくれました。
自分自身悩んでいた期間は、とても苦しいと感じていましたが、専門家の方に相談に乗ってもらい本当に安心しました。
O様の事例について
相談員 横尾
認知症の方でも任意売却は可能ですか?というご相談を受けることは多々あります。一般的に認知症になってから様々な手続きができないのではないか?という認識を持たれている方が多くいらっしゃいますが、司法書士との連携により、多少お時間はかかりますが任意売却が可能な場合が非常に多いです。
また、認知症の為、他社で断られたなど相談を受けることがありますが、静岡住宅ローンSOSでしたらサポートが可能ですので、ご家族の方はお悩みにならずお気軽にご相談ください。
お役に立てるよう精一杯ご提案を致します。