サブリース契約の家賃保証の金額が下げられ返済が困難になったS様(浜松市)管理会社の契約を解除→任意売却S様(静岡県浜松市)
サブリース契約の家賃保証の金額が下げられ返済が困難になった→管理会社の契約を解除→任意売却
- 【名前】
- S様(会社員)
- 【地域】
- 静岡県浜松市
- 【年齢】
- 61歳
- 【家族構成】
- 2人
ご相談の経緯
12年前に大手ハウスメーカーから勧められ、土地を購入して2LDKの部屋が8戸のアパートを建築して銀行から7,000万円借入しました。
当初の試算では家賃保証の金額より返済の方が低く、管理や固定資産税などの経費を入れても充分に余剰があり、10年後からの年金の足しになればと思っていたそうです。
数年すると家賃保証の金額が下げられ、管理費も上げられたのですが、何とかプラスを保っていましたが、今回で3回目の家賃保証の金額が下げられることとなり、年金で補てんをしないとローンが支払えなくなると相談に来られました。
解決にあたりサポート内容と重視したポイント
年金を補てんすればなんとか支払いは出来るのですが、建築年数が経てば今後も家賃は下がり、入居率も落ちてくることは経験から明らかでした。
建築当初は営業マンに良いことばかりを言われ、その気になってしまう方が非常にたくさんおられます。
このようなサブリース契約(家賃保証・一括借り上げ)は当初は良いのですが年数が経過するとこのようになることが殆どです。
1日でも早く整理をして負担を無くしてあげることが最善の方法ですので、管理会社との契約を解除していただき、売却することに成功しました。
手続きが完了したS様のご感想
年金の足しになると思い購入してしまいましたが、素人が手を出すものではなかったと痛感しております。
横尾さんの説明は分かりやすく売却の決断をすることができました。
今では妻と二人、年金で十分な暮らしを送っております。
S様の事例について
相談員 横尾
昨今問題になっているシェアハウスやサブリース契約で失敗をしている方の相談が増えております。
勉強不足といえばそれまでですが、ノルマがある建築の営業マンは悪いことは言わないことが多いので、S様みたいなケースになってしまいます。
S様も不自由なく生活できているそうなので安心しました。